三月類がドミニオンするんじゃないかな

ボードゲームのドミニオンについて真面目に適当に語る可能性

司教を使おう 後編

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司教の使い方後編。今回は司教城塞についてです。
司教については以前動画を作ったことがあり、大部分は今でも通用しますがどうしても古くなるので最新の環境では相性のいいものもあれば逆に悪いものも次々と誕生しているわけです。今回は動画では大きく触れていない司教城塞の対抗策と強化方法を重点的に紹介したいと思います。

司教城塞について



司教といえばこれ、言わずと知れた超強力コンボです。知らない方のために説明しますとデッキを城塞4枚以上と司教4枚だけにすることで毎ターン城塞を4回廃棄しコンスタントに12点稼ぐ最強のゴールデンデッキです。早ければ11ターン目までに完成し、これより強い動きは大抵は存在しません。司教城塞ができるサプライでそれに気づかなかったのなら敗着必死、絶対に見逃してはなりません。

司教城塞の流れ

デッキ1週目

司教-銀貨、5-2ならば司教-パス

デッキ2週目

2枚目の司教は絶対購入。2枚司教を手にいれているならば城塞
3金以下はパス(Experiment/実験など一部キャントリップはあり)

デッキ3週目以降

城塞があるなら3枚目の司教、それ以降は城塞4枚になるまで購入し、最後に4枚目の司教を買う。

この流れで妨害がなく、よっぽど引きが悪くない限り12T以内に司教4枚城塞4枚のデッキが完成します。そして12T完成ならば14Tで勝利点は50点前後になるでしょう。
14Tで属州8枚相当の勝利点を稼ぐこの脅威の速度に対抗できる手段なんてそうそうない……
……一応稀に対抗できるパターンがあります。

ならず者


司教城塞は毎ターン12点が限界なのでそれ以上毎ターン稼ぐ手段があれば打ち勝つことができます。しかもならず者はハンデスなので司教城塞を最大7点までしか獲得できないよう押さえ込むことができます。
もちろんならず者を並べられる前提です。

ハンデス(特に軍団兵)


司教城塞を7点以下に押さえることができ、さらに軍団兵ならば事故を起こさせやすくします。しかし事故ったとしても4点は絶対に稼ぐことはできるのでハンデスはたとえ軍団兵でもそれだけでは勝てません。少し時間がかかっても良いので属州以外の強力な勝利点(植民地、制圧、ブドウ園)と自力で素早くゲームを終わらせるデッキの構築を必要とします。

呪い撒き(特に大使、香具師)


呪いは10枚までしか撒けませんが銅貨なら二人戦の場合46枚あります。1ターンに2回以上香具師を使えれば大幅な遅れを狙えます。ハンデスと組み合わせればなお良し。

ほぼネタですが司教城塞側にとって一番鬱陶しいのは大使で封土を渡すことでしょう。消すと増えるぞ!

宮廷宮廷橋橋橋


速攻で属州を買い占めるコンボでも間に合う可能性は十分にあります。司教を使われ続けるため圧縮の手数は無視できることも追い風。この5枚が揃ったならば属州8枚公領2枚の54点が稼げますので14ターン目くらいまでに完成できれば十分に勝機はあります。そしてそれは現実的な話です。ただし最初の宮廷購入が遅れてしまうと苦しいのでできれば7金を出しやすくするカードがほしいところ。
もちろん宮廷橋でなくても街道や橋の下のトロル、Inventor(発明家)でも勝ち目のあるデッキの構築は可能です。

豊穣の角笛


ほぼ橋と同じです。実際角笛に行くかはコンボができるかどうかで判断したいところ。最終的に7~8枚の豊穣の角笛、属州を獲得するために必要な銅貨と豊穣の角笛を除いた6種類のカードが必要になります。
構築がうまいひと向けですね。

仮面舞踏会


事実上のデッキ破壊。というかこんなものがあるのに司教城塞をしてはいけない。司教と城塞をどんどん奪い取れるので相手のデッキが機能停止します。

ウォリアー(騎士)連打


司教城塞が完成した後は司教しかお金を出す手段がありません。その中で司教を破壊すれば新たに司教を買いなおすのはまず銅貨を買わなければならなくなるので復帰には時間がかかります。根気よくウォリアーを使い続ければきっと城塞の中はもぬけの殻になるでしょう。ちなみに他のデッキ破壊(盗賊、巨人、戦争、イナゴ)では城塞で回避されてしまう確率が高かったり連打が大変なので難しいでしょう。破壊工作員ならまあ悪くはないですが……まずどこに行ってしまったか探すところから始まるので。Capitalism(資本主義)下の山賊や海賊船でも可能、この場合相手の手札に城塞を渡してしまう心配がない(渡しても問題ないけど)。
そしてもちろん属州以外の勝利点を稼ぐ手段も欲しいところ。そんなものが都合よくあるなんて……いやそこに司教と城塞があるじゃないか。司教を買い占めればそれで相手は詰みですね。

支配


支配連打で司教城塞デッキを乗っ取って相手よりたくさん使えばいいんや!……実は今の仕様では対策になりません。錬金術2ndが発売されてから支配者が得られるトークンは負債トークンだけになりました。そのため司教城塞デッキを乗っ取っても相手の点数が増えるだけです。残念(>_<)
もちろん帝国発売時点でのエラッタを採用するなら十分に対抗策となります。毎ターン支配を2回以上使えるデッキを作れるならばですが。

その他14ターン以内に属州を全部獲得してゲームを終わらせる手段

Renaissanceまでのカードで見れば色々あります。
www.nicovideo.jp

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素晴らしい、他にもGuildhall+物乞いなんかも上振れすれば対抗できるよ。

より司教城塞の点数を加速させる

加速させる意義

同じ構築で引きが悪くて遅れをとってしまった場合、可能であればより点数を稼ぐ手段を取る必要が出てきます。
しかしとりあえず城塞は切れるだろうし、司教もあと2枚のはずだからあと一山キャントリップがあればいずれゲームが終わります。この場合時間はそれほど残されていないので点数差を埋めるというのは難しいかもしれません。

ではそれができないなら?終わらせたい側はリスクを冒して屋敷を買いに行く必要がありますがその場合、あるターンは最悪2点しか稼げない状況も発生しうるのでそれほど差がないときはしないほうがよく、そのまま千日手になりかねません。降参?しらんなぁ~~~!
それなら遅れている側は比較的リスクの低い手で追い付く手段があれば実行したいところです。司教をたくさん使えれば点数の伸びはもちろんですが、その分お金が出てゲームを終わらせやすくなる可能性も上がるからです。ここではリスクの低い手段を紹介します。

資料庫を除いた持続ドロー


持続ドローを毎ターン同じ枚数だけ使えればその分事故らずデッキ内に入れられる司教の枚数が増え加速できます。まあ二人とも司教城塞してるなら追加できる司教は2枚までですが……。資料庫は司教を2枚以上脇においたり、城塞を全部脇においたりすると事故るので使ってはいけません。
もし手札を増やせるならば、より効率の悪い勝利点を稼ぐカードも入れられますね。記念碑や農家の市場、遠隔地とか。

探検


お金の使い道が他に基本的にないので有効活用しましょう。問題なのは探検を買う前に追加の司教を用意しなくてはならないので完成前は事故ります。まあ1ターンだけ9点しか稼げなくても次のターン以降から安定15点に繋がるなら良いよね、となるのでなんとかなるでしょう。
司教は2枚までなら入れられます。司教を追加で2枚買ってから探検を買えばいいということですね。

Flag Bearer(旗手)


必ず後手で取りましょう。最終的には後手が旗を握り続けられるためです。それをお互いわかっていれば買われることはないかもしれません。これにはいろいろ問題があり、Flag Bearerはいずれ廃棄しなければならないですが、相手がFlag Bearerを買うか廃棄するまでしたくない。しかもFlag Bearerがある間は次の司教を買うことができないという面倒な部分も。これはうまくいかないのでは?

王子


王子はコストこそ重く、動き出すのに時間はかかりますが無限に続くはずのこのゲームほんの10ターンかかろうが些細なものです。最大の問題はどうやって買うかなのですが……。脇に置くカードはとりあえずドローできるものなら何でも。城塞持たせておけばそれで十分です。

誘導、失われた技術


司教がドローをしないために邪魔だというのならば司教がドローできるようになればいいじゃないか!+1アクションもつければ完璧だ!しかし誘導だけでは司教6枚はいると司教5枚の手札から司教を使用、司教を引いてくるという事故がいつか発生するので手間の割には増やせる司教は1枚だけです。まあどんな手間も惜しむ理由はないのですが。
もし画策があればそういった事故は起きないのでかなり現実的でしょう。失われた技術も必ずしも必要じゃなくなりますし。しかし司教城塞で8金出すことがまず現実的ではない。

まあドミニオンというゲームではお互い同じことができるので結局差がつかないんですけどね。

しかし知識としてあるかないかは重要で、例えば探検があるなら事故ってでも司教を多めに買っても良いということを最初から知っていれば有利に構築できますし、船着き場なら5金が出せるタイミングで早めに入れておくこともできます。
ただ単純に司教4枚城塞4枚集めればいいで終わらない先を見たプレイングで一歩先を行ったドミニオンができるわけです。

そう、知っているならそれが力になる!

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つい最近学びました。司教城塞はドロー力を高めることが最優先であるということを。

ちょっと考えてみればその通りです。最終的に司教をたくさん使えた側が点数が増えるのですからたくさん使えるように整備することが一番大事であるのは間違いありません。
この場において初手司教は相手の圧縮を助けるだけでした。初手司教ではない司教城塞も存在するのです。

ちなみにこのゲームは司教の枚数に差はないので事故らなければワンチャンあった気がしますが事故ったのでダメでした。