三月類がドミニオンするんじゃないかな

ボードゲームのドミニオンについて真面目に適当に語る可能性

新拡張セット「Menagerie」発表

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先日Donald Xより新拡張の発表がDiscordでありました。


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翻訳

ドナルドX:新しい拡張セット、ドミニオン:Menagerieが公式で発表された。カードの名前じゃないのかって?このページを見てくれ。
riograndegames.com
仕様の話をすると:これは13番目のドミニオンの拡張セット。400枚のカードに30種の新たな王国カード。あとでドローをするために使えるHorses、カードを置いておいたり取り戻したりできるExile mats、アクションカードに別のオプションを与えるWays、そしてイベントが返ってくる。

3月18日には発売できると考えている。

Menagerie……移動動物園?

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移動動物園の英語名もMenagerieですがこの単語には動物の群れという意味もあるようです。ドナルドはよく日本語に訳しにくい単語を拡張セット名に選ぶよね(CornucopiaやHinterlandsやNocturneとか、そのまま訳しても日本語としてはあまりなじみがない)。

箱の画像も狩猟団って感じで収穫祭を意識しているのかもしれません。

現在判明している仕様とそこからの推測

カード枚数

400枚あるようですがまずは30種類の王国カード、これだけで最低でも330枚になります。他にもイベントがあるようですがさすがに残りの70枚がすべてイベントというのは考えにくいです。現状最も横向きのカードがたくさん入った帝国で34枚だったので、多くてもそれくらいと考えれば残りの30枚以上は勝利点、ネズミや港町のような特殊な枚数のカード、サプライ外のカードもあり得ます。

総数400枚というのは実は過去に冒険しかありませんでした(他は150、300、500枚のいずれか)。冒険も王国カードが30種類であり、イベントは20種類でした。
冒険はサプライ外のカードとしてトラベラーが8種類5枚ずつの40枚があり、港町と遠隔地で+4枚、ブランクカードが6枚ありました。最近はブランクカードはない(2016年発売の陰謀2版が最後)ので今回は気にしなくていいと思われます。

Waysも横向きのカード説がありますがそれでも結構カードが余りそうなのでサプライ外のカードはそこそこあるでしょう。
そしてサプライ外のカードとしてHorsesは有力、なのかな?

Horses

訳すと馬です。あとでドローをするために使えるそうです。
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海外Discordではその説明内容とルネサンスのコイン・Villager(村人)トークンの説明と類似していることから、いわゆるカードトークン、コイントークンのカードを引く版だと推測されています。それに近いものとしては既にSinister Plot(邪悪な策略)が存在しますが、より柔軟に使えるものになるのでしょうか。好きなタイミングで使えたらとても強いですね。アタックを防御する目的で堀を引くために使えたりは……そこまでできたりはしないか。

しかし仕様の説明に書いていないためこの拡張セットにトークンはおそらくありません。Horsesという使い捨てのカードがあって好きなタイミングで呼び出せるみたいな……?それは冒険のリザーブでは?

Exile mats

訳すと追放マットです。カードを置いておいたり取り戻したりできるようです。ドミニオンにも追放領域が。
追放という言葉から廃棄置き場に近いものを感じますが、複数形であることから各人が持つタイプのマットでしょう。
カードをマットに送るなら原住民の村、島、リザーブとかが今までありました。マットではないですが資料庫や納骨堂も置いたり取り戻したりするカードです。どんなカードでもマットに送れるなら特に原住民の村との違いが注目ポイントです。

原住民の村の焼き直しは考えにくいので、例えば推測ですがマットにあるカードは自分のカードであって自分のカードではないみたいな、勝利点計算時には含まれないとか何か異なる特徴があるのだと思われます。廃棄する代わりにExile matに送るデッキ破壊系アタックとかも考えられます。
どのような手順でマットに送れて、また取り戻せるのか、そのあたりはイベント辺りも関わる予感はします。

Ways

訳すと手段、方法です。最初はただ単に「別のオプションをあたえる方法」と訳すのだと思いましたが、Waysと大文字であるため新たなカードタイプのことを示していると考えていいと思います。アクションカードに別のオプションを与える効果だそうです。

どんなカードタイプかはわかりません。つまりアクション-アタック-Waysみたいなのか、横向きでイベントと異なるものであるWaysなのか。夜想曲の説明文ではFate and Doom cards that give out Boons and Hexesなんて文章があり、Fate(幸運)とDoom(不運)がカード下部のサブタイプでBoons(祝福)とHexes(呪詛)が横向きカードのタイプだったわけで。
そもそもさらに別物もあり得ます。

アクションカードを変化させると思われる説明ですので、そういったことをしやすいのは横向きのカードじゃないでしょうか。あるWaysがあるサプライではコインが出るアクションは財宝としても扱う、とか。どこかで見たことありますね。
海外勢もLandscape(横向き)のカードだろうという見方が多いようです。祝福とかのように入れ替わったりするのではないか、とも。

イベント

冒険からのお馴染みですね。HorsesやExile matととの絡みがあるのは容易に想像ができます。Waysは同じ横向き(推定)ですがどうでしょうね。20種類くらいはあるのではないでしょうか。帝国のイベント数は18で少なくともそれよりは下回らないと思います。

今わかっているのはこんなところです。
続報に期待しましょう。じゃあね。