三月類がドミニオンするんじゃないかな

ボードゲームのドミニオンについて真面目に適当に語る可能性

Q.いくら払えばいいんですか!新ドミニオンオンラインでの課金形式について

(2020/4/1)古い情報なのにそこそこアクセスが多いページでしたので現在の仕様に書き直しました。
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翻訳

基本2版は無料で遊ぶことができます。
あなたがサブスクリプションを購入済みならば、サブスクリプションを購入していないプレイヤーと対戦してもあなたが持っているカードで遊ぶことができます。

金のサブスクリプション

現在発売されているすべての拡張セットを使うことができます。
料金は12.5セント/日(おおよそ3.90ユーロ/月あるいは45.60ユーロ/年)
アメリカでは約4.35ドル/月または50.80ドル/年となります。
(日本円換算は約460円/月、5381円/年となります※1ユーロ118円の場合)

銀のサブスクリプション

陰謀、海辺、繁栄、収穫祭、異郷、ギルドを使うことができます。
料金は6.3セント/日(おおよそ1.95ユーロ/月あるいは23.00ユーロ/年)
アメリカでは約2.15ドル/月または25.75ドル/年となります。
(日本円換算は約230円/月、2714円/年となります※1ユーロ118円の場合)

共通仕様

使用可能な拡張セットのリストは購入したときに固定されます。たとえサブスクリプションの販売内容に変更(訳注:例えば新たな拡張セットが増えたとき)が生じても使用可能な拡張セットが変わることはありません。
サブスクリプションは購入したときから利用可能になり、購入する期間を選ぶことができます。
最短期間は1か月で、サブスクリプションが自動更新することはありません。

購入した期間が長ければ長いほど割引があります。

1ヶ月 2ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 9ヶ月 12ヶ月 15ヶ月 18ヶ月
割引率 0% 0% -2% -5% -8% -10% -12% -15%

購入するたびに0.35ユーロの取引手数料が発生します。(日本円で約41円)
EU圏内在住の方は消費税を払う必要があります。
消費税の倍率はあなたの住んでいる地域によります。

サブスクリプションの有効期限が切れる前に新しいサブスクリプションを購入すると、残っているサブスクリプションの残りの期間分、支払う価格から自動的に差し引かれます。

つまり

割引も加味すると5000円くらいあれば一年遊べます。(1年分を購入すると41.74ユーロ、1ユーロ118円とすると4925.32円となります)
拡張一つ分ちょっとくらいで現在発売されている13種の拡張と(へそくりを除いた)プロモーションカード全部が遊べるなんてお得!……ただし1年間限定で。

最長期間である18ヶ月の場合、59.04ユーロで6966.72円です。















以下、実装当初の仕様です。読む必要は特にないです。

前回の記事で翻訳したメールには拡張セットを購入したプレイヤーは無償のアイテムを得られると書いてありました。

その無償のアイテムと新ドミニオンオンラインの課金形式について詳細がdominion strategy forum にてstefさんから明かされたので翻訳していきたいと思います。
元の記事はこちら


とりあえず大半の人が当てはまるだろうすべての拡張セットを買ったプレイヤーは一年間無償で帝国を除くすべての拡張とプロモが使えるとのことです。

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Making funからのメールの内容、および新ドミニオンオンラインの情報について

なんか久しぶりです。
ツイッターも全然触ってないし動画も投稿していないし約半年腐っていたわけですが特に何か起きたわけでもないよ。

最近Making funから英語のメールが届いた方も多いと思いますが内容の要約は「2017年からstefの新しいドミニオンオンラインに移行するけどその際アカウントの個人情報を渡すよ。ダメだったら15日までに連絡して」といったところです。

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再建という銀貨

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Dominion Online Log Prettifier

 Remake Wandering Minstrel Merchant Guild Forge PeddlerHerbalist Pearl Diver Scrying Pool Masterpiece Death Cart
このゲームの最終ターンひとつ前、私は念視の泉デッキを作り24金4購入で購入フェイズにあった。サプライは属州7枚、吟遊詩人4枚、真珠採り1枚、行商人が売り切れた一山切れ。アクション回数に余裕がないため吟遊詩人を買い足したいところだがそうはいかない理由があった。
それは相手の購入回数限界は3回で13コイントークンあり、再建と鍛造を獲得手段として持っているからだ。吟遊詩人を買えば相手に3山切れという選択肢を与えてしまう。点差は6点、相手が属州1枚持っている。点数で負けたまま相手にターンを回す訳にはいかない。今の金量と購入があれば属州3枚買えるため問題ないように見えるが私のデッキは念視の泉で引ききるデッキ、勝利点をデッキに入れれば大幅な弱体化は免れない。
そこで私は考えた。デッキでくすぶっている再建を利用するのだ。私はこのターン属州、屋敷、そして鍛造を2枚購入した。これはデッキ内の勝利点の枚数を最小限に押さえながら役目を終えた再建を活かして次のターンに鍛造を属州に変える動きだ。さらにこれで点数は7点、相手が3山切れに全力を注ぐこともできないだろう。
 

そう、再建とは銀貨なのだ。次のターンもゲームが続くと保証されているならあえて欲しいカードよりコストが1低いものを買うのも選択肢になる。こうすることで少しお金が浮くし今回のように念視の泉でドローしているときは勝利点を買うよりデッキは安定する。一方再建で変換するまでは0点なので相手のターンでゲームが終わらないかよく考えて実行していこう。

 

ドミニオン、帝国カードプレビュー(1)

元記事
http://forum.dominionstrategy.com/index.php?topic=15357.0
とりあえず赤い六角形の説明まで

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赤色の六角形はあなたがCity QuarterやRoyal Blacksmith を買うとき事前にお金を払わなくてもよいことをしめしている。代わりにあなたはそのコストだけ借金を背負っていることを示すトークンを得る。あなたがトークンを持っている間カードやイベントを購入することはできない。できないのはそれだけであなたは借金して得たカードも含めてカードをプレイできるし廃棄もアタックもゲームに勝利することもできる。
借金は購入フェイズで1金ごとに1つのトークン、購入前と購入後に返済することができる。例えばあなたは4金持っておりCity Quarterを買えば8借金にすぐさま4金支払われ4借金になる。次のターンあなたは6金を持っていれば借金を完済し2金残ることになる。とてもシンプルだ。1つ複雑なことがあるとすればカードのコストを比較したときどう働くかだ。これはポーションに似ている、リンゴとミカンだ。赤い六角形の8コストは通常3コストの以上でも以下でもない。これはルールブックに載せる、いいね?これで複雑な事柄はすべて説明できる。なぜ六角形、赤色なのか?それはトークン実物が赤い六角形だからだ。

Dominion:Empiresとは

https://cf.geekdo-images.com/images/pic2868179_md.jpg
5月18日に発売される最新拡張Empiresの情報がちょっとだけ出てきましたよ。
http://forum.dominionstrategy.com/index.php?topic=15340.0
ドナルドXいわく
・76枚の絵
・60の勝利点シンボル
・16の赤い六角形
・10種類のゲーム開始時(魔女娘とかパン屋とかのような)に起きる効果
・2種類の持続カード
・2種類のサプライのカードを廃棄する方法
・1枚のアクション-財宝
・1枚のコスト14のイベント
・1種類のお金を2倍にする手段
・1種類の入札?する手段

ドナルドX特有のよくわからない端的な説明、冒険のスポイラーで「8つのでかい矢印がある」とか(トラベラーのこと)言ってたのを思い出します。

ちなみにすでに分かっていることとして
・カードは300枚
・金属製トークン96枚、少なくとも勝利点トークンが含まれていることが確定している。
・後払いをするカード
・一つの山に2種類のカードが入っているものがある
・既存の勝利点とは別で数えられる勝利条件に関わるパラメータが追加される(超意訳、間違ってるかも。)
・イベントカード
https://boardgamegeek.com/article/21657662#21657662
ソースはこちら


ではドナルドの言ってることを個別で見ていきましょう。

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blogかくのって難しいな

感覚だけを頼りに書けたらいいんですけど。

自分がblogかくのに難しさを感じる原因は扱おうとする内容とか責任みたいなもの感じるからだと思う。

例えばこのblogでは主にドミニオンを扱っています。真面目な検証とかすると自分は裏付けとか数字とか欲しいのでそれを探すために時間かかる。しかも結局見つからなくて経験則の話を展開するなんてしょっちゅう。

さらにあれも言いたい、これも言いたいってなって話も長くなるので必然的に完成に遠退きます。そしてそのうち言いたいことがうまく形にできなくて諦める、下書きのまま終わってしまうなんて何度もあります。

無駄に責任感じすぎてるかなとも思います。
余計なこと言えないってのが頭によぎると指が止まる。感覚だけを頼りになんて言いましたけど私にはそれは怖いことです。自分のことに留まるならまだしも他者に影響を与えうるかもしれませんから。
適当な人間に見えて本当はそれは自分にだけ関わる範囲限定で他人への干渉が入ると途端に慎重になります。

あとまとめるの下手。終わり。

遠隔地に関する三つの追記

http://wiki.dominionstrategy.com/images/3/3e/Distant_Lands.jpg

1コンボの遅さを補うといったがではいつ遠隔地をとるのか?

前回の記事でコンボの遅さを補う目的で買うのが吉だとか言いましたがそもそもいつとるんだって話。比較対象にしている貴族は3ドロー目的に買ってついでに2点手に入ってるのであってデッキに全く影響を与えない4点を買うタイミングはどこにあるのか?
あるとするならデッキが完成してからです。相手がステロをしている想定で相手はすでに属州を4枚買いました。このままいけば自分は属州を3枚は取れるかもしれないが相手もあと1枚、下手すると2枚とられる可能性が十分あります。このままでは負けます。
しかしサプライに遠隔地があります。(例えば)18金3購入を出せる自分のデッキなら属州と遠隔地2枚、あるいは遠隔地3枚を購入し続けることができるため3、4ターンで追い越すことができるはずです。ステロ側が属州6枚36点取れてもなんとか公領差で勝てるんじゃないかと。ステロで7枚以上属州を取るには改築か肉屋、あるいはよろずや大使館が絡まないとかなり厳しいと思います
というか引ききりデッキで10金2購入以上出せて自分が点数で勝っているのではなければ間違いなく属州より遠隔地を優先するべきです。

2銀貨を大量獲得する必要性はそもそもあるのか?

前回言いましたが銀貨物量作戦は回転が遅くなって遠隔地には合わないと説明しています、しかしそもそも遠隔地は邪魔にならない勝利点なので別に銀貨を集める必要はないのではないかと考えなおしました。公爵で銀貨を集めるのが強いのは生産力のない公領公爵をデッキにたくさん入れてデッキを弱くするのを防ぐためであるためデッキに残らない遠隔地に銀貨をたくさん集める必要性は全くないです。
銀貨買うより吟遊詩人でデッキ回したほうが遠隔地では強いし金物商と遠隔地だけ買うデッキはかなり強いと思う。

3ゴールデンデッキを作れる可能性について

ゴールデンデッキを作った時の速度をヒロタシさんが検証していました。
d.hatena.ne.jp
なるほど、そんなに強くないですね。ヒロタシさんの指摘通りここからどうやってゲームを終わらせるのかって話になります。
前から毎ターン金貨を司教で廃棄するゴールデンデッキがありましたがそのデッキは弱いです。この遠隔地を使ったものはそれと同じ点数しか稼げない、さらに獲得できる点数に上限があると散々ですからね。ゴールデンデッキを作ってまで集める必要はないです。