以前帝国環境下では司教が強くなるという話をしましたが、動物祭では行進がとても強くなります。行進は司教と違ってもとから強いですが、使いやすさが格段に上昇したことが注目すべき点です。
ではなぜ使いやすくなったのか、理由は大きく二つあります。
馬と相性がいい
行進→馬をすれば4ドロー2アクション、コスト4のアクション1枚獲得となります。馬は使った時点でサプライに戻るので、デッキから無くなることは気にしなくてもよいです。
そしてコスト4には少なくとも行進が存在するので獲得先には困らない、というかさらに行進→馬の連鎖が続いてとても強いですね。
行進以外にも獲得時に2ドロー1購入で馬を獲得する効果を持つ騎兵も有力な獲得候補です。
貸し厩舎を先に使っておけば行進と馬をセットで獲得できます。馬屋番で行進獲得でもOK。
生き方と相性がいい
玉座の間系のカード全般に言えますが、行進は単体で引いても役に立たないカードなので、それを補える生き方は便利です。特に羊なら他のアクションと揃わなくても銀貨、揃えば強力と隙がありません。
+1アクション以上を持つ雄牛、馬、豚、ラバ、カエル、モグラがあればターミナルアクションのあともコンボが繋がるし、どうせ廃棄されるからと蝶にすることでさらに追加で1枚獲得できます(ただし本来の効果は1回しか使えませんが)。
その他細かいところ
ラクダ隊
ラクダ隊を行進させれば同名の4コストのアクションカードを2枚追放しながら行進の効果で4コストのアクションカードを獲得、追放した2枚を捨て札にすることができる。もちろん行進を3枚取るのは有力だろう。
牧羊犬・鷹匠
アクションフェイズ中にリアクション効果を狙える。
騎兵
馬を行進することで獲得できる。獲得するだけで+2カードを引く、+1カードを購入。騎兵を使用すると馬を2枚獲得する。騎兵自体を行進するのは惜しくないことが多い。
旅籠
馬を行進することで獲得できる。獲得時に手札の財宝を捨ててその枚数に等しい馬を獲得する。
貸し厩舎
行進を獲得することで馬がもらえる。馬を行進することで4コスト以上のカードを獲得する条件を満たせる。
軍馬・放浪者
獲得によってコストを変えることができる。