待ち伏せでサプライのカードを廃棄すれば、廃棄時効果を得られることを活かして狩場を廃棄して公領をすばやく枯らせる戦略です。
公領の枚数の都合上、二人戦限定ですがその速度は強力なステロにも負けず、生半可なコンボも許しません。
そしてやることは難しくありません。覚えることも少ないのでさっさと身につけて糧としましょう。
基本的な動き
初手は待ち伏せ2枚でスタートし、あとはひたすら待ち伏せで狩場を廃棄して公領を獲得、購入は待ち伏せをひたすら買い続けるだけというシンプルな戦略です。これを繰り返すだけで狩場と公領が切れ、あとは残っている待ち伏せを待ち伏せで廃棄して3山切れゲームエンドです。
何も妨害がなければ12Tまでに安定してゲームが終了するので、下手なコンボを組むよりはこちらの方が早いです。
最速時の購入の流れ(カッコ内は待ち伏せで取るもの)
一週目1~2T
待ち伏せ
待ち伏せ
二週目3~4T
待ち伏せ(狩場廃棄からの公領×2)
待ち伏せ
三週目5~7T
待ち伏せ(公領×4)
待ち伏せ
待ち伏せ
四週目8~12T
パス(公領×2、屋敷×6、待ち伏せ廃棄)
屋敷(待ち伏せ×2廃棄)
公領、狩場、待ち伏せが枯れて3山切れ終了
理論上最速は9T34点です。実際は毎ターン銅貨を2枚ずつ引いてくることの難しさと四週目のどこで待ち伏せを引くかにかかっており、最速になることはまずありませんが、何の妨害もなく、待ち伏せが沈みまくらなければ12Tより遅くなることはありません。
ミラー戦で気を付けること
狩場を5枚廃棄するのがノルマになるため、待ち伏せは初手2枚を2回使い、3ターン目に買った待ち伏せを1回使えばそれで達成できます。つまり待ち伏せは3枚だけ買って、残りは屋敷を買った方が勝てる可能性が上がるということですね。もちろん狩場を6枚廃棄出来たらそっちの方が確実なので、番手と待ち伏せの引き具合では4枚目の待ち伏せを入れた方が良いということはあるでしょう。
ミラーの場合待ち伏せは枯れません。代わりに屋敷が枯れます。狩場をすべて廃棄した時点で屋敷は2枚残るので、この2枚を独占できるかどうかが勝敗のカギとなります。
初手で待ち伏せより優先したいもの
待ち伏せ-待ち伏せを基本として、
対抗策(されたくないこと)
狩場をサプライから獲得する
まともに公領を買うことができないので狩場を3枚カットすれば公領を切らせられなくて待ち伏せ側は厳しくなります。しかしコスト6のカードを10Tくらいまでに3枚とるのは少し難しい。石切場とか欲しいところ。2枚以下しかとれなかったら逆にゲームが加速してしまうのも注意。また、複製があれば無意味なってしまうことも。
より早いコンボ
基本的に11Tはかかると思ってよいので、それより速いコンボを組めるならそちらの方が良いでしょう。宮廷橋や豊穣の角笛や橋の下のトロルのようなワンキルコンボ、ゲーム終了までは出来なくても待ち伏せ側は35点が限界なので、先に点数を上回る方法でも大丈夫です。
ハンデス以外のアタック
ほとんどのアタックに弱いです。ハンデスでも幽霊船はダメです。もはやこれはコンボではなくステロの一種では?
その他相性の良いランドマーク
点数を稼ぐことでより早いコンボをけん制できる可能性があります。
- 墓標
- 戦場
- 列柱
- 迷宮
終わりに
その組み合わせ自体は今までも認知されていると思いますが、意外にもまとまった記事には海外フォーラムでもなっていなかった待ち伏せ狩場。しかし実は昔ならともかく今のコンボゲードミニオンでは11T35点はコンボでも割と狙えるサプライは多いです。だから記事になっていないのかも。
まあ速度の程度を知っていることは必ず役に立つと思うので、実際やるかどうかはともかく覚えておいた方がいいでしょう。
じゃあね。